品質管理
「倉庫で保管する」と聞くと、単に山積みされているだけと考えられがちですがそうではありません。
「紙」は湿度や日焼けなど環境条件にも気を配らねばなりません。決して、ただ野積みにしておくわけにはいかないのです。
紙のための倉庫は、通風性が良く、太陽光の直射がない、紙にとって適切な環境を作り上げる必要があります。
仕入れてから、お客様のお手元に届くまでの間、紙の品質が保たれる環境作りを行っております。
湿度管理
紙は温湿度に大変敏感なため、弊社倉庫内では湿度管理を徹底しています。季節や時間帯、長年の経験から最適な環境で保管しています。
また、吸放湿しないように防湿包装した状態で納品しますので、お客様のお手元に届いた後でも安心してご利用頂けます。
湿度管理のひとつとして、工場の荷物の出入り口に自動シャッターを導入しており、素早い開閉により倉庫内の湿度を安定させています。
保管状況
太陽光や蛍光灯などの紫外線は紙を劣化させます。また、太陽光や白熱灯などから発生する赤外線も、熱放射により紙を劣化させます。それを防ぐために、保管場所には太陽光、蛍光灯、白熱灯から極力避けた環境で保管し、お客様のお手元に最高の状態でお届け出来るよう努めています。
断裁
断裁すると紙の端から紙粉(粉末状の切りくず)が出ます。紙粉の出方は紙の種類によって異なりますが、ゼロにすることはできません。ですが、弊社では紙粉を軽減させるために、「化粧断ち」という紙粉を減らし、寸法を安定させる断裁方法を積極的にお客様にお勧めしております。
入出庫管理
倉庫への搬入出入口に屋根を設けているので、10t車でも雨や太陽光の影響なく入出庫可能です。
清掃
紙はチリやホコリなどによっても劣化し、カビや虫の発生源となる可能性があります。そこで弊社では毎日清掃を社内全体で行うことにより、社内は常に美しい状態です。
毎日の清掃は人の心まで美しくしてくれます。そんな企業体質が、皆様のお手元に届く商品の品質にも現れると信じて清掃を行っております。
データ管理
弊社で管理する商品すべてはデータで管理されています。品質問題が発生しても「いつ、どこで、どの様な」作業をしたかが分かり、原因の追及や範囲の特定が短時間で調査できるシステムになっています。
お客様に不快な思いをさせてはいけない!不安にさせてはいけない!という想いから、問題が発生した際には即座にご対応し、原因追求・改善に取り組みます。